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朝起きると、唾液がネバネバする…。
口の中をサラッとスッキリしたい…。
こんな疑問がある方向け。
このページでは以下のことをまとめています。
口がネバつく原因は
唾液の分泌が減って乾燥しているから
唾液の分泌量が減ることで、口の中が乾燥した状態になります。
通常だと、平均で1日あたり約1~1.5リットルの唾液が分泌されますが、加齢などで唾液の分泌が減ることで、乾燥するようになります。
健康な人でも、睡眠中は唾液の分泌が減り、さらに口呼吸などで口の中が乾燥しやすくなり、朝起きた時のネバつきにつながります。
乾燥がひどい場合はドライマウスの可能性も
「夜中に口が乾いて目が覚める」「水をよく飲む」「食物が飲み込みにくい」といった場合は、ドライマウス(口腔内乾燥症)の可能性があります。
ドライマウスというのは、さまざまな原因により唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥した状態になることです。
原因としては、薬の副作用や腎臓疾患、ストレス、加齢、口呼吸など挙げられますが、どれか一つの原因だけで起こるのではなく、いくつかの原因が複合して起こるとされています。
舌の表面が荒れたり、舌がひび割れてしまう、唾液が泡状といった症状が出ることもあります。
唾液が減ると細菌が繁殖しやすくなる
唾液には口の中をうるおすだけでなく、自浄作用や洗浄作用を持ち、口の中の細菌を洗い流して、増殖を抑えてくれます。
口が乾燥してネバついている状態は、口臭や虫歯、歯周病といった口内トラブルの注意のサインでもあります。
唾液を分泌させて、口の乾きを防ぎましょう。
口のネバつき対策【5つあります】
- よく噛んで食事をする
- ストレスをためない
- こまめに水分補給をする
- 鼻呼吸を心がける
- 唾液腺マッサージをする
よく噛んで食事をする
噛む必要のない食事が中心だと、唾液の分泌が少なくなります。
噛む回数を増やすことで、唾液の分泌を増やすことができます。
ガムを噛むことも唾液の分泌を促すことにつながります。
ただし、甘いガムは、糖分が口内細菌のエサとなるので、甘くないキシリトール入りのガムがいいでしょう。
ストレスをためない
「緊張する場面で、口が乾いてしまう」という経験をしたことありませんか?
緊張した状態だと交感神経が活発になるために、唾液が出にくくなります。
ウォーキングや音楽など、少しでもリラックスできる状態をつくりましょう。
こまめに水分補給をする
口の乾きを感じたら、こまめに水分補給をして、口の中のうるおいを保つようにしましょう。
冬は、就寝前に部屋の加湿を行い、湿度を上げて乾きにくくしましょう。
鼻呼吸を心がける
いつも口を開けているかもと思い当たる人は、口呼吸をしている可能性があります。
口呼吸になっている場合は、意識して鼻呼吸をするように心がけましょう。
就寝時の口呼吸は、「口呼吸防止テープ」といった鼻呼吸サポートグッズがあるので、利用してみるのもいいかも。
唾液腺マッサージをする
唾液腺を刺激する唾液腺マッサージも加えてみましょう。
耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つの唾液腺を刺激することで、唾液が分泌されやすくなります。
こちら参考の動画です。
口の乾燥が続く場合は病院へ
ケアをしても口の乾燥が、3ヶ月以上続く場合は、歯科・口腔外科で診てもらいましょう。
唾液分泌の検査や唾液量の測定などの検査から原因を特定して、適切な治療を行ってくれます。
口臭や虫歯予防もしておこう
口が乾燥して、ネバついた状態だと、口臭や虫歯の原因となる細菌が繁殖しやすい状態となっています。
細菌を抑える働きのある唾液の量を増やすことに加えて、細菌対策もしておきましょう。
洗口液で殺菌と洗い流し
殺菌成分を配合した洗口液(マウスウォッシュ)で、殺菌と洗い流しを行いましょう。
歯みがきのあとに、20~30秒間口をすすぐだけです。
アルコールが配合されているものは、刺激も強く、口を乾燥させてしまうこともあります。
アルコールを含まないもの、もしくは低アルコールのものがいいでしょう。
口の中の善玉菌を増やす
口の中には、500種類ほどの細菌がいて、善玉菌と悪玉菌に分けられます。
殺菌では善玉菌までも減らししまうので、口の中の善玉菌を増やして、善玉菌優勢の細菌バランスに整えます。
善玉菌を配合したタブレットタイプのサプリを歯みがきのあとに、2分間ほどなめるだけです。
就寝中は、細菌がもっとも増える時間なので、就寝前になめておけば、朝起きた時に口の中がサラッとした状態になります。
ただし、殺菌効果のある洗口液との併用は、あまりおすすめできません。