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歯みがきをしても、寝起きの口臭が消えない…。
寝る前に効果のある口臭ケアがあれば知りたい…。
こんな疑問がある方向け。
このページでは以下のことをまとめています。
寝起きの口臭がひどい原因【3つあります】
- 唾液が減って口が乾燥している
- 睡眠中に口内細菌が繁殖する
- 舌に汚れがたまっている
この3つになります。
唾液が減って口が乾燥している
年齢によって若干差がありますが、通常1日に平均して約1~1.5リットルの唾液が分泌されています。
特に睡眠中は、唾液の分泌量が減ってしまうことに加え、口呼吸で口の中が乾燥しやすい状態になります。
また、寝る前のアルコールやストレスなどからも唾液量が減ってしまいます。
唾液には、口の粘膜を保護する働き以外に、口の中の汚れや細菌を洗い流す働きがあります。
口の中が乾燥して唾液が少ないと、細菌が活動し、口臭を発生させます。
口臭だけでなく、起きた時に口の中がネバつくという方は、こちらの記事も合わせて参考にしてください。
【口臭】口のネバつき原因と対策【5つの方法で口の中をスッキリ】
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睡眠中に口内細菌が繁殖する
口臭の原因としては、口の中の細菌が大きく影響しています。
食べカスや剥がれ落ちた口の中の粘膜をエサに発酵して、口臭ガスを発生させます。
睡眠中は、抑制、洗い流す働きのある唾液量が減るので、繁殖しやすくなっています。
舌に汚れがたまっている
舌の表面に白く苔のような汚れがついていませんか?
この白い苔のようなものは、舌苔と呼ばれるものです。
舌苔は、細菌や剥がれ落ちた細胞、食べカスが付着することによって発生します。
寝起きの口臭を改善する基本ケア【3つです】
- 歯みがきは必ず行う、そして丁寧に
- 寝る前に水分補給をする
- 舌の汚れを落とす
この3つになります。
歯みがきは必ず行う、そして丁寧に
睡眠前に歯みがきは必ず行い、汚れや食べカスをしっかりと洗い流しましょう。
そして、歯ブラシでは十分に磨ききれない箇所は、「タフトブラシ」「歯間ブラシ」「デンタルフロス」などを使って、丁寧に行ってください。
寝る直前だとミントのリフレッシュ効果などで、目が冴えてしまい眠れなくなってしまうこともあります。
寝る1時間前ぐらいに歯みがきを済ませておくことをおすすめします。
寝る前に水分補給をする
寝る前にコップ1杯を目安に、水分を補給しておきましょう。
できる限り細菌を減らしておきたいので、一度口をすすいでから、水を飲むのがいいでしょう。
冷たい水やお茶ではなく、常温の水がおすすめです。
舌の汚れを落とす
舌の汚れ=舌苔は、細菌などの固まりなので、専用の舌ブラシでしっかりと落としておきましょう。
舌苔は、朝に一番溜まっているので、朝に取るのが効率的です。
ただし、「まったく掃除をしていなかった」「明日の朝の臭いをなんとかしたい」という場合は、すぐに掃除しましょう。
舌の表面は、味覚に関する細胞があり、とても繊細な部分。
傷つけないために、掃除は多くても1日1回にしておいてください。
舌苔の取り方については、こちらの記事も合わせて参考にしてください。
【口臭】舌苔が取れない時の対処方法【結論:全部取れなくてもOK】
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おすすめの新しい口内ケア【どちらか1つでOK】
洗口液で細菌を殺菌、歯をコーティング
少しでも、口の中の細菌を減らすために、歯みがき当然ですが、歯みがきの後に、洗口液(マウスウォッシュ)を加えてみましょう。
殺菌成分が入ったものなら、細菌の増殖を抑えられますし、「薬用成分CPC」なら歯をコーティングしてくれます。
アルコールが入っていると口が乾きやすくなる可能性もあるため、睡眠前はノンアルコールのものがおすすめです。
低刺激!ノンアルコール洗口液【おすすめ5選/口臭・虫歯予防】
タブレットで口の中の善玉菌を増やす
口の中の細菌には、悪玉菌とも呼ばれる口臭や虫歯といった口内トラブルとなる細菌だけでなく、日和見菌や常在菌といった善玉菌と呼ばれる細菌も存在します。
洗口液など殺菌成分では、悪玉菌だけでなく善玉菌まで抑制して、逆に口内環境を乱してしまうと考えられています。
そこで、注目されているのが「プロバイオティクス」という考え方。
自然由来の善玉菌を摂取することで、悪玉菌の繁殖を抑えて口内環境をよくしていきます。
歯みがきの後に、善玉菌を配合したタブレットをなめて溶かして、口の中の善玉菌を増やしてあげます。
口臭だけでなく、虫歯や歯周病の予防にもつながるので、こういった新しい方法もチェックしてみてください。